立憲民主党の
長妻政務調査会長は、
子育て支援をめぐり「2010
年、
民主党政権では
一律1
万3000
円の
子ども手当を
所得制限なしで
中学生まで
支給することを
決めた。
しかし、
自民党からは『
愚か者めが、くだらん
選択をした
馬鹿者どもを
絶対に
許しません』
などと、ヤジが
飛ばされた。10
年たって
自民党が
変わったと
言うが、
反省と
総括がなければ
信じられない」と
指摘しました。
これに対し岸田総理大臣は「子ども手当をめぐり、大変激しいやり取りが行われたのはそのとおりだ。議論は大事だったと思うが、議論を行う際の態度、発言などにおいて、節度を超えていたのではないかという指摘については謙虚に受け止め、反省すべきものは反省しなければならないと思う」と述べました。
また、岸田総理大臣は少子化対策に関連し「若い人の賃金を上げ、住宅の充実を図る取り組みは、希望する人が結婚し、子どもを持つという希望をかなえられるうえで大変重要な要素だ。思い切ったさらなる支援が必要だという認識を持ち、広い意味での子ども・子育て政策の1つとして住宅ということも考えていくことは重要な視点だ」と述べました。
加藤厚生労働大臣は、自営業者などが任意で加入する国民年金基金の支部長の多くを、厚生労働省や厚生労働省が所管する日本年金機構のOBが占めていることについて「事実上の天下りだ」と指摘され「全国国民年金基金において、募集要項の30年という勤務期間要件や年金に関する業務経験が必須であるかのように見受けられる記載内容を見直すなどの取り組みを行っていくと承知している」と述べました。
また、岸田総理大臣は「天下りについては、適材適所で人材を活用する観点などから、絶えずありようについて見直していかなければいけない。内閣としても具体的なそれぞれの所管の団体のありようについて、いま一度点検をし、確認をしていきたい」と述べました。
首相 長男秘書官の土産購入「本来業務に含まれうる」
立憲民主党の
後藤祐一氏は、
岸田総理大臣の
欧米歴訪に
同行した
長男の
翔太郎秘書官が
公用車で
土産などを
購入していたことについて「
各大臣は
記者会見で『
総理から
お土産をもらった』と
答え、2
人の
大臣は、
中身について『プライベートなことなので
控える』と
答えた。プライベートの
お土産を
買うことは
公務なのか。
公私混同ではないか」とただしました。
これに対し岸田総理大臣は「私自身のポケットマネーで買ったということは間違いない。お土産を買うということについても、誰がやるかということを考えた場合に、政務秘書官が対応するというのは現実ある。これも政務秘書官の本来業務に含まれうると考えており、すなわち公務だ」と述べました。