男は無職の41歳で、事件から2週間余りたった去年12月16日に死亡し、自殺とみられるということです。
警視庁が、防犯カメラに写っていた男の自転車を捜査したところ、購入した人物が1月30日に判明し、自宅などを調べた結果、男の死亡が確認されたほか、自転車などが見つかったということです。
また、事件後初めて防犯カメラの映像が公開された去年12月12日ごろから男が「食事をとらなくなるなど様子が変わった」と家族が話しているということです。
警視庁は男が事件に関わった可能性が高いとして、1日に自宅を捜索しています。
男は事件前後、相模原市や東京 町田市、八王子市などで自転車に乗ったり歩いたりする姿が確認されていて、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
1年生の男子学生は「ニュースを聞き驚きました。犯人が近くに住んでいるかもしれないと思って怖かったので安心しました。動機をしっかり解明してほしいです」と話していました。 1年生の女子学生は「犯人が見つからず不安でしたが、ほっとしました。ただ、本人の口から動機を語ったり罪をつぐなう機会がなくなったのは残念です」と話していました。 また、前期に宮台教授の授業を受けていたという1年生の男子学生は「知っている先生だったのでとても驚きました。どうして宮台先生が襲われたのかわからず、納得できませんです」と話していました。
東京都立大の学生たち「ほっとした」「動機解明を」