岸田総理大臣は4
日朝、
総理大臣公邸で
記者団に「
岸田政権は
持続可能で
多様性を
認め
合う包摂的な
社会を
目指すと
言ってきており、
政権の
方針とは、
全く相いれない
発言で
言語道断だ。
厳しく
対応せざるを
得ない」と
述べました。
そして、記者団から「荒井氏は秘書官をやめるのか」と問われ「そう受け止めている。進退をも考えざるを得ない発言で、至急、具体的な対応を考える」と述べ、更迭する方向で検討する考えを示しました。
荒井秘書官は経済産業省出身で、岸田内閣が発足したおととし10月から総理大臣秘書官を務めています。
4日は岸田総理大臣の石川県と福井県の視察に同行する予定でしたが、取りやめました。
立民 安住国対委員長「更迭は当然」
立憲民主党の
安住国会対策委員長は、
東京都内で
記者団に「
更迭は
当然だ。
岸田総理大臣は、
多様性を
包摂した
社会のための
政策を
進めると
言っているが、
側近の
秘書官が
全く正反対のことを
思っていて
それを
公然と
口にした。どうりで
多様性を
実現する
政策が
進まないわけだ」と
批判しました。
そして、「岸田総理大臣の指導力が問われるし、『聞く力』と言っているが、人を見る力がないとも言えるのではないか」と述べ、国会でただしていく考えを示しました。