去年、
広島市で
高級時計の
販売店が
襲撃され、
一連の
広域強盗事件と
関連が
あるとみられている
強盗殺人未遂事件で、
被害者が「
事件前に
実行犯と
似た
男を
店で
見た」などと
説明していることが、
捜査関係者への
取材で
分かりました。
警察は県外から広島に集まった犯行グループが、事前に下見をした可能性があるとみて捜査しています。
去年12月、広島市西区で高級時計の販売店に複数の男が押し入り、現金や腕時計などおよそ2400万円相当を奪って逃げた事件では、経営者の49歳の男性が頭を殴られて意識不明になっているほか、男性の両親もけがをしました。
警察はこの事件の容疑者として8人を特定し、このうちいずれも職業不詳の18歳から27歳の4人を3日に強盗殺人未遂などの疑いで逮捕しました。
8人はいずれも首都圏など県外から広島に集まったとみられ、捜査関係者によりますと襲われた被害者の1人は「事件の前に、押し入った実行犯の容疑者と似た男を店で見た」などと説明しているということです。
警察は、容疑者らが事前に下見をしていた可能性があるとみて調べるとともに、一連の広域強盗事件との関連を捜査しています。
警察は逮捕した4人の認否を明らかにしていません。