ウクライナ軍情報総局は5日までに、ロシアのプーチン大統領は「今年3月までに」ウクライナ東部ドンバス地方全体の攻略をもくろんでおり、東部での戦闘は今後数カ月にわたって激化するだろうとの分析を示しました。
同情報総局のユーソフ報道担当者が公式サイト上で発言しましました。その上でこの計画は機能しないだろうとし、制圧の目標期限も既に多数回延ばされていたとも明かしました。
ドンバス地方はドネツク、ルハンスク両州から成ります。
一方、ウクライナ国防省情報総局のチェルニャク報道担当者も先に、ユーソフ氏と同様の見立てを表明。
ロシア軍が追加の攻撃部隊、兵器や装備を東部へ再配置していることに気づいていると説明。ウクライナ軍の諜報(ちょうほう)に言及し、「プーチン(氏)は3月までにドネツク、ルハンスク両州の(残る)地域を押さえることを命じた」と述べました。