参議院によりますと、「招状」を発出したうえで懲罰委員会に付託されたケースは過去にないということです。
NHK党のガーシー議員は、UAE=アラブ首長国連邦に滞在しているとして、去年の選挙で初当選したあと、一度も国会に登院しておらず、尾辻参議院議長は、先月30日、国会法に基づいて出席を求める書面「招状」を党の幹部らに手渡しました。

国会法では、「招状」を受け取ってから7日以内に、なお理由なく出席しなかった場合は、懲罰委員会に付託されることになっていて、参議院の議院運営委員会は、7日の理事会で、ガーシー議員が8日の本会議も欠席した場合、尾辻議長に懲罰委員会への付託を要請し手続きを進めていくことを確認しました。
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