組織委員会の
要請を
受けて、
日本整形外科学会が
行った
アンケートでは
医療スタッフの
募集要項が
示されています。
それによりますと、活動期間は3日間程度でも可能で、1回当たりの活動時間は休憩を含めて9時間程度となっています。ボランティアのため、謝礼金は支払われません。
会場までの移動には原則、公共交通機関の利用が求められ、一定の交通費が支給される予定です。深夜や早朝の移動手段は組織委員会が手配し、遠方に住む人のために宿泊施設の手配も検討しているということです。
海外の選手やスタッフの診療は英語で行い、選手村の診療所など、競技会場以外で活動する可能性もあります。
募集要項を見た会員の医師は、「勤務先の病院や医師への報酬もなく、感染症が流行している地域で活動するのか、いつ検査を受けられるのか、すぐに職場に戻れるのかといった情報も示されないことに憤りを感じます」と話しています。
組織委員会「必要な医療スタッフの精査を行う」
組織委員会は、各団体への要請について「地域医療への影響に考慮しながら、日頃からおつきあいしている団体に、コロナ対応の業務に従事していないような医療スタッフの方にご協力いただくことが可能かどうかといった相談をしている」としたうえで、「医療機関、競技団体などのご意見を丁寧に伺いながら、必要な医療スタッフの精査を行ってまいります」などとコメントしています。