中国・北京の故宮博物院の所蔵品を紹介するデジタル展「故宮の世界」が東京国立博物館で開かれています。
これは、日中国交正常化50周年を記念して開かれているもので、故宮博物院(紫禁城)が所蔵する文化財の一部をVR(バーチャル・リアリティ)や高精細3D(三次元コンピュータグラフィックス)を駆使して再現しています。
展示には印刷大手の凸版印刷などのデジタル技術が使われ、大画面に映し出された美術品がゆっくりと回転して、360度、様々な角度から鑑賞できるほか、「千里江山図巻」に描かれた精緻な表現を拡大して見ることもできます。
展覧会は今月19日まで開かれています。