公明党の
山口代表は
新たな
党執行部の
人事について、
石井幹事長を
続投させる
意向を
固めた
ほか、
政務調査会長は
交代させる
方向で
最終調整しています。
自身の
次の
世代に
要職の
経験を
積ませることで、
後継を
育成したいねらいが
あるものと
見られます。
公明党の山口代表は任期満了に伴う代表選挙で、今月15日に無投票で8回目の当選が決まったことを受け、新たな党執行部人事の調整を進めてきました。
その結果、これまでに石井幹事長を続投させる意向を固めたほか、竹内政務調査会長は交代させる方向で最終調整しています。
石井氏は衆議院比例代表北関東ブロック選出の当選10回で64歳。おととしから幹事長を務めています。
現在、70歳の山口代表はことし4月、石井幹事長をみずからの後任として有力だという認識を示していたほか、今月13日には「党の戦力を最大化する上でなくてはならない人材の1人だ」などと評価していました。
山口氏としては新たな政務調査会長も含め、自身の次の世代に要職の経験を積ませることで後継を育成したいねらいがあるものと見られます。
山口氏は25日に開かれる党大会に新たな執行部の人事案を諮り、承認を得たい考えです。