中国北部・河北省唐山の飲食店で今年6月、食事をしていた女性4人が殴る蹴るの暴行を受けて負傷した事件の裁判で、同省の裁判所は23日、主犯の男に禁錮24年の判決を言い渡しました。
主犯の男を含む被告5人は、焼き肉店で女性らに殴る蹴るの暴行を加え、椅子やボトルでも襲撃したとして有罪判決を受けました。女性の1人が主犯の被告からのセクハラを拒んだことが暴行のきっかけだったと、裁判所は述べました。
5人目の被告は被害者の1人を脅迫し、警察に通報させないようにした罪でも有罪となりました。
裁判所は主犯の被告について、犯罪組織のリーダーと断定しました。過去10年間にわたり犯罪行為を重ねてきたとしました。同被告は喧嘩や強盗、傷害、他者の違法な拘束などで有罪判決を受け、32万人民元(約640万円)の罰金も言い渡されました。