イギリスの中央銀行「イングランド銀行」は深刻な物価高を受け、2カ月連続で政策金利を0.5%引き上げる大幅な利上げを決めました。
イングランド銀行は22日、政策金利を年1.75%から2.25%に引き上げると発表しました。これはリーマンショックがあった2008年以来、最も高い水準です。
利上げは去年12月以降7回連続で、0.5%の上げ幅は27年ぶりだった先月に続き、2カ月連続です。
ウクライナ情勢などで物価の高騰が止まらず、金融の引き締めを加速させた形です。
イギリスでは、8月の消費者物価指数が前年同月比9.9%と依然として高い水準が続いています。