大手自動車メーカーのマツダがロシアでの生産を終了する方向で協議に入ったことが分かりました。
マツダは2012年にロシア東部のウラジオストクの工場で、現地の合弁先のソラーズと生産を開始、去年の生産台数はSUV(スポーツ用多目的車)の「CXー5」などおよそ2万9000台でした。
ウクライナ侵攻の影響で部品の調達が困難になり、今年3月から操業を停止していましたが、再開は困難としてソラーズと生産終了の協議に入っているということです。
生産終了の時期については未定とする一方、販売やメンテナンス事業は継続する方針です。
日本の自動車メーカーでは、トヨタ自動車が23日にサンクトペテルブルクの工場閉鎖を発表するなど、ロシアでの生産体制の見直しが相次いでいます。