北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故から23日で5か月となるのを前に、第1管区海上保安本部と道警は21日、半島西側の沿岸部で行方不明者8人の集中捜索を行いました。半島先端付近で骨のような物7点(3〜20センチ)が見つかり、今後、DNA型鑑定などで行方不明者との関連を調べます。
捜索では、1管が陸路で入りにくい沿岸部に巡視船で上陸し、道警は沈没現場に近いカシュニの滝付近に徒歩で入りました。集中捜索は23日まで続けるということです。
事故は4月23日に発生し、これまでに18人の死亡が確認されました。