先週末のニューヨーク株式市場の、ダウ平均株価は4日連続で下落し、今年の最安値となる2万9590ドルで取引を終えました。節目の3万ドルを割り込み、およそ1年10カ月ぶりの安値です。
アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)による大幅利上げなどで、世界的な景気後退への懸念から売り注文が広がりました。原油安を受けて石油株が急落したことも、相場を押し下げました。
ブルームバーグは、今年に入ってからの株価の急落でMetaのザッカーバーグCEOが、純資産を日本円で10兆円以上減らし、半分以下の8兆円になったと報じました。
また、Amazonの共同創業者のジェフ・ベゾス氏も日本円でおよそ6兆5000億円、資産が減少したということです。