多数の海底火山が連なる南太平洋のトンガ諸島中部で、小さな新しい島が出現しました。米航空宇宙局(NASA)の地球観測所によると、海底火山の1つが今月10日に噴火し、溶岩や蒸気、火山灰が噴出しました。
火山噴火が始まった11時間後、新しい島が海上に姿を現し、NASAの観測衛星が画像を撮影しました。新島はどんどん大きくなり、14日にはトンガ地質調査所の推計で面積4000平方メートルに、20日までには2万4000平方メートルになりました。
NASAによれば、海底火山活動によって誕生した島は短命に終わることもあれば、何年も、何十年も存在し続けることもあります。