地元自治体や関係府省庁と連絡を取り、情報収集と警戒にあたっています。
鹿児島地方気象台によりますと、28日午後10時44分ごろ、諏訪之瀬島の御岳で爆発的な噴火が起き、噴煙が1600メートルの高さまで上がりました。
これで今月24日からの5日間の爆発的な噴火の回数が合わせて25回に達したことから気象台は午後10時50分、諏訪之瀬島に改めて火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルをレベル2の「火口周辺規制」からレベル3の「入山規制」に引き上げました。
そのうえで、御岳火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
諏訪之瀬島では
▽今月24日から島の西側付近を震源とする火山性地震が増加しているほか
▽衛星を使った観測でことしの6月以降、島の西側のやや深いところでマグマの蓄積量が増えていることを示す地盤の変動が観測されていました。
鹿児島県の諏訪之瀬島の噴火警戒レベルが入山規制を示す「3」に引き上げられたことを受けて、政府は、午後10時50分、総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置しました。
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