これを受け町が業者に依頼して調査を行った結果、水は直径5センチほどのパイプから出ていたとみられることがわかり、町は28日、再び噴き上がらないようパイプにふたをする工事を行いました。
ふたは鉄製で、バルブがついていてガスを逃がすことができるようになっているほか、再び水が出てきた場合も噴出する量を調整できるということです。
長万部町水道ガス課の中里博也課長は「水が止まったのはよかったと思いますが、またいつ噴き上がるか分からないので、今後は巡回を増やしていこうと思います」と話していました。
一方、現場では水柱が再び噴き上がって騒音が発生した場合に備え、京都にある会社が穴の周囲を壁で覆う工事を進めていて、30日に完了する予定です。
近くに住む40代の男性は「水柱が止まってよかったです。きのうは8時間ぐらい寝ることができました」と話していました。 また近くに住む80代の男性は「水柱が止まったことに喜んではいますが、人通りが少なくなってさみしくも感じます。ただ、ガスの力で噴き上がっていたのでまた噴き出すのではないかと心配しています」と話していました。
住民「よく寝ることができるようになった」