パッケージ技術でパンの賞味期限を約7倍に延ばします。開発したのは凸版印刷です。
凸版印刷が開発したフィルムは水素や酸素を通さないバリア性能を持っていて、様々な食品や医薬品などのパッケージに活用されています。
東京・秋葉原で無料で配布された「凸パン」は、特殊なフィルムで包装することで、通常3日の賞味期限をカビやしけりなどから守り、約7倍の21日間に延ばすことができたということです。
ドロキア・オラシイタ、荒井健作企画部部長:「日持ちすることによってフードロスが削減できるのはパン業界にとっても、一番うれしいことだと思います」
パンは食品ロスの割合が高いとされていて、凸版印刷はパッケージの技術を食品ロスの削減につなげたいとしています。