ウクライナ情勢によるエネルギー危機を受けて、北欧のフィンランドではサウナの利用を減らすなどの節電対策が行われます。
フィンランド政府は10日から始まる節電キャンペーンで、国民にサウナの利用を減らすことなどを呼び掛けます。
また、暖房やシャワーの温度を1℃下げることも求め、9万世帯分の1年間の電力使用量を抑えるねらいがあります。
節電キャンペーン広報担当、カティ・ラークソさん:「電気が使えなくなるかもしれないと準備をしておく必要があります。少なくともサウナと暖房などを同時に使用してはいけません」
フィンランドは人口550万人に対し300万ものサウナがあると言われていますが、設定温度を下げるなどの制限が求められます。