トンガ政府は21日、噴火による津波や火山灰で推定でおよそ84%の国民が被害を受けたと発表しました。
また、これまでに14人のけが人が首都の北に位置するハアパイ諸島で確認されたとしています。
このうち8人がけがをしたハアパイ諸島のノムカ島では医療施設が津波の被害に遭ったため、仮設の診療所が運営されているということです。
すでに確認されている3人の死者について、トンガ政府はいずれも津波による犠牲だったと明らかにしました。
さらに、すべての建物が倒壊する被害が出たマンゴ島では住民62人が別の島に移動するなど避難も進められています。