テニスのジュニア選手、ロシア出身のクセーニャ・エフレモワさん(12)は、ごく幼いころからスターの素質をのぞかせていました。指導者のパトリック・ムラトグルー氏も、その「とてつもない」才能を手放しで称賛します。
母親で元プロテニス選手のジュリアさんがCNNとのインタビューで語ったところによると、クセーニャさんは3歳になる前のある日、テニスを練習していた兄の横でラケットを手に取り、自分でトスしたボールを打ち始めました。
ボールは毎回ネットを越え、動作も完璧です。ジュリアさんはクセーニャさんの情熱とやる気を見て、今が始め時だと確信しました。「私が決めたことではない。娘はそうやって自らテニス人生のスタートを切った」と、ジュリアさんは振り返ります。