일본어 뉴스: スキージャンプ【詳細】混合団体日本 4位でメダル届かず

北京ぺきんオリンピック、今こん大会たいかいからの新しん種目しゅもく、スキージャンプの混合こんごう団体だんたいが行おこなわれ日本にっぽんは4位いとなり、メダル獲得かくとくはなりませんでした。

混合こんごう団体だんたいは10チームが出場しゅつじょう。1チームは男女だんじょ2人にんずつの4人にんです。それぞれ2回かいジャンプし、その合計ごうけい得点とくてんで争あらそいます。

日本にっぽんは1人にん目めに女子じょしのエース高梨たかなし沙羅さら選手せんしゅ、2人にん目めが佐藤さとう幸みゆき椰選手せんしゅ、3人にん目めが伊藤いとう有希ゆき選手せんしゅ、最後さいごの4人にん目めに男子だんしノーマルヒルで金メダルきんめだるを獲得かくとくした小林こばやし陵りょう侑選手せんしゅが出場しゅつじょう。

日本にっぽんは1回かい目め、1人にん目めを飛とんだ高梨たかなし選手せんしゅがジャンプスーツの規定きてい違反いはんで失格しっかくとなり、ポイントを得えられませんでした。しかし、ドイツの3人にん目めの女子じょし選手せんしゅが失格しっかくとなったこともあって、日本にっぽんがドイツを9ポイント上回うわまわり2回かい目めに進すすむことができました。

日本にっぽんは2回かい目めで順位じゅんいをあげましたが、メダルには届とどきませんでした。

高梨たかなし選手せんしゅは日本にっぽんの2回かい目め、最後さいごに飛とんだ小林こばやし選手せんしゅのジャンプを見守みまもり、小林こばやし選手せんしゅが106メートルの大だいジャンプをすると、手てを2、3回かいたたいてしゃがみこみました。

ゴーグルの奥おくに見みえた目めは涙なみだぐみ、感極かんきわまっているように見みえ、前まえに倒れ込たおれこみそうになりながら胸むねに手てを当あてていました。

しかし、最終さいしゅう順位じゅんいが4位いと確定かくていしたあとは日本にっぽんの3人にん目めの伊藤いとう選手せんしゅに抱いだきかかえられるような状態じょうたいで、顔かおをその胸むねにうずめたまま、上あげることが出来できない様子ようすが見みられました。

日本にっぽんの4人にん目めとして飛とんだ小林こばやし選手せんしゅは「みんな精せい一いち杯はいのパフォーマンスをしていたのでメダルには届とどかなかったが、いいゲームだったと思おもう。2本ほん目めは自分じぶんのパフォーマンスに集中しゅうちゅうしていた。いいジャンプだったと思おもう。ラージヒルも楽たのしみにしている」と話はなしていました。

日本にっぽんの3人にん目めとして飛とんだ伊藤いとう選手せんしゅは「団体だんたい戦せんということで、戦たたかうのは1人にんではなかったのでとても心強こころづよく、個人こじん戦せんよりもいいジャンプができたと思おもう」と話はなしました。また、3回かい目めの出場しゅつじょうとなったオリンピックについては「試合しあいの様式ようしきも全然ぜんぜん違ちがう中なかで、初はじめて出でたような気持きもちで、見みるものすべてが輝かがやいて見みえた」と振り返ふりかえっていました。

日本にっぽんの2人にん目めとして飛とんだ佐藤さとう幸みゆき椰選手せんしゅは、「きのうに比くらべればよかったが、あと2メートルずつ飛とべていたらまだまだ勝負しょうぶになった。弱よわさがあったので試合しあいの中なかで強つよくなる力ちからを身みにつけなければいけないと思おもった」と話はなしました。そのうえで「きょうの悔くやしさを含ふくめて男子だんし団体だんたいでは最高さいこうの結果けっかを出だせるよう頑張がんばりたい」と話はなしていました。

相次あいついだ“スーツの規定きてい違反いはん” 5人にんが失格しっかくに

混合こんごう団体だんたいではジャンプスーツの規定きてい違反いはんで失格しっかくになる選手せんしゅが相次あいつぎました。失格しっかくになったのは1回かい目めでは日本にっぽんの1人にん目めの高梨たかなし選手せんしゅのほか、オーストリアの1人にん目めのダニエラ　イラシュコ・シュトルツ選手せんしゅ、ドイツの3人にん目めで女子じょしノーマルヒルで銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしたカタリナ・アルトハウス選手せんしゅ、2回かい目めでは、ノルウェーの1人にん目めのアンナオディーネ・ストロン選手せんしゅと、3人にん目めのシリエ・オップセット選手せんしゅでした。

高梨たかなし沙羅さら選手せんしゅが失格しっかくとなった理由りゆうについて女子じょし代表だいひょうの鷲わし澤さわ徹とおるコーチは「太ふともも周まわりが規定きていよりも2センチ大おおきかった。オリンピックなのでスーツもギリギリを攻せめている。1回かい目めで着きていたスーツは、ノーマルヒルの試合しあいで着きていたのと同おなじスーツだ」と説明せつめいしました。そのうえで「この会場かいじょうは、非常ひじょうに乾燥かんそうしているので体内たいないの水分すいぶんが微妙びみょうに影響えいきょうしたのかもしれない」と話はなしていました。

1回かい目めを飛とんだあとに失格しっかくとなった高梨たかなし選手せんしゅは、別べつのスーツに着替きがえて2回かい目めを飛とんだということです。

【ジャンプスーツの規定きてい違反いはんとは】

スキージャンプでは、スーツのサイズが体からだに合あっていないことで空気くうき抵抗ていこうが変かわり飛ひ距離きょりに影響えいきょうするとして、国際こくさいスキー連盟れんめいは用具ようぐについての規定きていに沿そって選手せんしゅが競技きょうぎを行おこなう際さいに違反いはんがないかチェックし、規定きていに合あわないスーツを着用ちゃくようした場合ばあいは失格しっかくにしています。

国際こくさいスキー連盟れんめいの規定きていによりますと、選手せんしゅは身長しんちょうや股またの長ながさ、腕うでの長ながさ、そして首くびのサイズなどを計測けいそくされ、体からだの部位ぶいごとにスーツが適正てきせいなサイズかどうか確認かくにんされることになっています。

大会たいかいでスーツを着用ちゃくようした選手せんしゅの計測けいそくは直立ちょくりつした状態じょうたいで行おこなわれ、スーツが体からだのあらゆる部分ぶぶんにフィットしていなければならないとされています。

具体ぐたい的てきには、体からだのサイズに対にたいして、スーツの大おおきさが

▽男子だんしは「プラス1センチから3センチ以内いない」、

▽女子じょしは「プラス2センチから4センチ以内いない」でなければならないと定さだめられています。

＜2回かい目め第だい4グループ終了しゅうりょう最終さいしゅう順位じゅんい＞

1位いスロベニア:合計ごうけい得点とくてん1001.5

2位い ROC:合計ごうけい得点とくてん890.3

3位いカナダ:合計ごうけい得点とくてん844.6

4位い日本にっぽん:合計ごうけい得点とくてん836.3

5位いオーストリア:合計ごうけい得点とくてん818.0

6位いポーランド:合計ごうけい得点とくてん763.2

7位いチェコ:合計ごうけい得点とくてん722.8

8位いノルウェー:合計ごうけい得点とくてん707.9

＜2回かい目め第だい3グループ終了しゅうりょう＞

2回かい目めで日本にっぽんチームの3人にん目め、伊藤いとう有希ゆき選手せんしゅが88メートルを飛とんで97.3ポイントをマークしました。2回かい目めの3人にん目めを終おえて日本にっぽんの合計ごうけいポイントは698.8で4位いとなり3位いのカナダとは17.7ポイント差さです。

1位いスロベニア:合計ごうけい得点とくてん875.2

2位い ROC:合計ごうけい得点とくてん759.7

3位いカナダ:合計ごうけい得点とくてん716.5

4位い日本にっぽん:合計ごうけい得点とくてん698.8

5位いオーストリア:合計ごうけい得点とくてん690.1

6位いポーランド:合計ごうけい得点とくてん632.4

7位いチェコ:合計ごうけい得点とくてん615.3

8位いノルウェー:合計ごうけい得点とくてん582.3（※失格しっかくで得点とくてんなし）

＜2回かい目め第だい2グループ終了しゅうりょう＞

2回かい目めで日本にっぽんの2人にん目め、佐藤さとう幸みゆき椰選手せんしゅは100メートル50を飛とんで122.7ポイントをマークしました。2回かい目めの2人にん目めを終おえて、日本にっぽんの合計ごうけいポイントは601.5となり、日本にっぽんは4位いに順位じゅんいを上あげました。3位いのカナダとは12.4ポイント差さです。

1位いスロベニア:合計ごうけい得点とくてん750.9

2位い ROC:合計ごうけい得点とくてん656.0

3位いカナダ:合計ごうけい得点とくてん613.9

4位い日本にっぽん:合計ごうけい得点とくてん601.5

5位いオーストリア:合計ごうけい得点とくてん588.3

6位いノルウェー:合計ごうけい得点とくてん582.3

7位いポーランド:合計ごうけい得点とくてん571.0

8位いチェコ:合計ごうけい得点とくてん530.8

＜2回かい目め第だい1グループ終了しゅうりょう＞

2回かい目めで日本にっぽんチームの1人にん目め、高梨たかなし沙羅さら選手せんしゅが98メートル50を飛とんで118.9ポイントをマークしました。2回かい目めの1人にん目めを終おえて日本にっぽんのポイントは合計ごうけい478.8で、4位いに浮上ふじょうしました。

1回かい目めを失格しっかくとなった高梨たかなし選手せんしゅは2回かい目めのジャンプで、98メートル50を飛とんで着地ちゃくちすると口くちに両手りょうてを当あてて、ゴーグルの奥おくに見みえた目めは涙なみだぐんでいる様子ようすでした。そして、すぐにしゃがみ込こんだあと立ち上たちあがると中継ちゅうけいのカメラに向むかってしばらく深々ふかぶかと頭あたまを下さげました。

1位いスロベニア:合計ごうけい得点とくてん627.9

2位い ROC:合計ごうけい得点とくてん530.2

3位いカナダ:合計ごうけい得点とくてん516.8

4位い日本にっぽん:合計ごうけい得点とくてん478.8

5位いノルウェー:合計ごうけい得点とくてん457.4（※失格しっかくで得点とくてんなし）

6位いオーストリア:合計ごうけい得点とくてん457.1

7位いポーランド:合計ごうけい得点とくてん447.4

8位いチェコ:合計ごうけい得点とくてん424.0

＜1回かい目め第だい4グループ終了しゅうりょう＞

日本にっぽんの4人にん目め、6日にちの男子だんしノーマルヒルで金メダルきんめだるを獲得かくとくした小林こばやし陵りょう侑選手せんしゅが102メートル50を飛とんで130.1ポイントをマークしました。1回かい目めの4人にん目めを終おえて日本にっぽんは359.9ポイントで8位いとなり、上位じょうい8チームで争あらそう2回かい目めに進すすみました。

小林こばやし選手せんしゅは、高梨たかなし選手せんしゅが1回かい目めで失格しっかくになったものの、2回かい目めに進すすむことになったことについて「僕ぼくは、変かわらずいいパフォーマンスをしようと飛とびました。またチャンスがあるので、次つぎはもっといいジャンプをしたい」と話はなしました。

1位いスロベニア:得点とくてん506.4Q

2位いノルウェー:得点とくてん457.4Q

3位い ROC:得点とくてん448.8Q

4位いカナダ:得点とくてん415.4Q

5位いポーランド:得点とくてん386.1Q

6位いオーストリア:得点とくてん370.7Q

7位いチェコ:得点とくてん362.5Q

8位い日本にっぽん:得点とくてん359.9Q

9位いドイツ:得点とくてん350.9

10位い中国ちゅうごく:得点とくてん229.8

（Qは2回かい目め進出しんしゅつ）

＜1回かい目め第だい3グループ終了しゅうりょう＞

日本にっぽんの3人にん目め、伊藤いとう有希ゆき選手せんしゅは93メートルを飛とんで106.9ポイントをマークしました。1回かい目めの3人にん目めを終おえて日本にっぽんのポイントは合計ごうけい229.8で10チーム中ちゅう8位いです。

1位いスロベニア:得点とくてん380.1

2位いノルウェー:得点とくてん329.1

3位い ROC:得点とくてん322.3

4位いカナダ:得点とくてん290.0

5位いポーランド:得点とくてん260.8

6位いチェコ:得点とくてん255.0

7位いオーストリア:得点とくてん243.3

8位い日本にっぽん:得点とくてん229.8

9位いドイツ:得点とくてん223.1（※失格しっかくで得点とくてんなし）

10位い中国ちゅうごく:得点とくてん169.1

＜1回かい目め第だい2グループ終了しゅうりょう＞

日本にっぽんの2人にん目め、佐藤さとう幸みゆき椰選手せんしゅが99メートル50を飛とんで122.9ポイントをマークしました。1回かい目めの2人にん目めを終おえて日本にっぽんのポイントは合計ごうけい122.9で10チーム中ちゅう最下位さいかいです。

1位いスロベニア:得点とくてん247.0

2位いノルウェー:得点とくてん227.7

3位いドイツ:得点とくてん223.1

4位い ROC:得点とくてん216.5

5位いポーランド:得点とくてん182.4

6位いカナダ:得点とくてん181.7

7位いチェコ:得点とくてん180.7

8位いオーストリア:得点とくてん130.02

9位い中国ちゅうごく:得点とくてん127.1

10位い日本にっぽん:得点とくてん122.9

＜1回かい目め第だい1グループ結果けっか＞

混合こんごう団体だんたいで1回かい目め、日本にっぽんの1人にん目めを飛とんだ高梨たかなし沙羅さら選手せんしゅは、ジャンプスーツの規定きてい違反いはんで失格しっかくとなりました。高梨たかなし選手せんしゅは、失格しっかくとわかったあと関係かんけい者しゃに付き添つきそわれて取材しゅざいエリアを通とおった際さいに涙なみだを流ながしながら「申し訳もうしわけございません」と繰り返くりかえし述のべて、深ふかく頭あたまを下さげていました。

1位いスロベニア:得点とくてん126.6

2位いノルウェー:得点とくてん104.5

3位いドイツ:得点とくてん95.4

4位い ROC:得点とくてん92.4

5位いカナダ:得点とくてん87.6

6位いチェコ:得点とくてん76.2

7位い中国ちゅうごく:得点とくてん69.4

8位いポーランド:得点とくてん67.8

9位い日本にっぽん:得点とくてん0（※失格しっかくで得点とくてんなし）

9位いオーストリア:得点とくてん0（※失格しっかくで得点とくてんなし）

＜ジャンプ混合こんごう団体だんたい＞

▽混合こんごう団体だんたい

北京ぺきんオリンピックから採用さいようされた新しん種目しゅもく。混合こんごう団体だんたいには10チームが出場しゅつじょうし、日本にっぽんは女子じょしノーマルヒルで金メダルきんめだるを獲得かくとくしたウルシャ・ボガタイ選手せんしゅと銅メダルどうめだるのニカ・クリジュナル選手せんしゅを擁ようするスロベニアのほか、オーストリアやノルウェーなど強豪きょうごうとの争あらそいを制せいしてのメダル獲得かくとくを目指めざします。

1チームは男子だんし2人にん、女子じょし2人にんの4人にん。各かく選手せんしゅが2回かいずつ飛とび、8回かいのジャンプの合計ごうけいポイントで争あらそいます。1回かい目めジャンプの上位じょうい8チームが2回かい目めに進すすめる。飛とぶ順番じゅんばんは女子じょし→男子だんし→女子じょし→男子だんしです。