交流サイト大手のフェイスブックを傘下に持つメタが、利用者がプラットフォームからログアウトしたあとでさえ、ネット上の利用者の行動の追跡を許していたという慣行に対する集団訴訟について、9000万ドル(約104億円)の和解金支払いで合意したことがわかりました。
今回の和解については15日に発表されました。今回の和解金はメタにとって史上最大規模の金額となりました。しかし、IT大手のメタの決算に大きな影響を与える可能性は小さそうです。今回の訴訟に関与した法律事務所のひとつであるディセロ・レビット・ガッツラーによれば、今回の和解案が承認されれば、米国でのデータのプライバシーをめぐる集団訴訟の和解金としては史上10番以内に入るということです。