スペイン三大祭りの一つとされる「牛追い祭り」が今年も行われ、数千人もの男性が牛とともに石畳の街を走り抜けました。
スペイン北部のパンプローナで始まったサン・フェルミン祭は「牛追い祭り」としても知られています。
早朝に花火が上がると闘牛6頭が道に放たれて、闘牛場までの875メートルを疾走します。
白と赤い服を着た男性が牛を挑発しつつ、命がけで共に走り続けるのがこの祭りの魅力ともされ、過去には牛の角に突かれたり飛ばされたりして多くの死傷者が出ています。
今年はすでに3人がけがをしたということです。
映像を見てみると、「牛追い祭り」というよりは「牛に追われる祭り」と呼ぶほうが正しいようにも見えますが、この祭りを見ようと今年も世界からたくさんの人がこの街を訪れているということです。