大谷おおや選手せんしゅは前日ぜんじつもスリーベースを記録きろくしていて、2試合しあい連続れんぞくで打うったのは日にち米べいを通をつうじて初はじめてです。

さらに9回かいの第だい5打席だせきでは甘あまく入はいった変化球へんかきゅうをとらえ、センターへ今こんシーズン27号ごうのツーランホームランを打うち、5打数だすう4安打あんだ4打点だてんの活躍かつやくで打率だりつは2割わり6分ふん5厘りんに上あがりました。

1試合しあい4安打あんだは2019年ねん6月つきにサイクルヒットを達成たっせいした時とき以来いらいで、大リーグだいり-ぐでは4回かい目めです。

大谷おおや選手せんしゅはよく打うちましたが、エンジェルスは序盤じょばんから失点しってんを重かさねて7対たい11で敗やぶれ、マリナーズとの3連戦れんせんは3連敗れんぱいとなりました。

大谷おおや選手せんしゅは、今回こんかいの3連戦れんせんで15日にちの初戦しょせんに先発せんぱつ登板とうばんして6回かいを2失点しってんに抑おさえましたが、打線だせんの援護えんごがなく、エンジェルスは2対たい2の9回かいに悪あく送球そうきゅうやベースカバーの遅おくれなどが相次あいついで4点てんを失うしなって敗やぶれて、ネビン監督かんとく代行だいこうは「最悪さいあくだった」とミスでの失点しってんに怒いかりをあらわにしていました。

大谷おおや選手せんしゅは16日にちは3安打あんだ、17日にちは4安打あんだで、この3連戦れんせんは13打数だすう8安打あんだと投打とうだに奮闘ふんとうしましたが、エンジェルスは2戦せん目めは終盤しゅうばんまで競り合せりあいながら9回かいに一挙いっきょ5点てんを奪うばわれ、3戦せん目めは序盤じょばんから失点しってんを重かさねて一方いっぽう的てきな展開てんかいとなり、マリナーズに3連敗れんぱいを喫きっしました。

マリナーズは、大リーグだいり-ぐの全ぜんチームで最長さいちょうとなる20シーズンもの間ま、プレーオフに進すすめていませんが、今こんシーズンはここまで勝率しょうりつの高たかい3チームが手てにするプレーオフのワイルドカード争あらそいで首位しゅいに立たっています。

マリナーズがランナーを進すすめるバッティングや、むだのない中継ちゅうけいプレーなど、スキのない野球やきゅうを見みせたのに対にたいし、プレーオフ進出しんしゅつがことしも厳きびしくなっているエンジェルスは、勝負しょうぶどころでの、あっけない失点しってんや粗あらいバッティング、それに守備しゅびのミスが目立めだって勝機しょうきを逃のがし、プレーオフの出場しゅつじょうを争あらそっているチームと、そうでないチームの力ちからの差さがそのまま結果けっかに現あらわれた3連戦れんせんとなりました。