中所得国の罠(ちゅうしょとくこくのわな、英:middle income trap)は、開発途上国(発展途上国)が一定規模(中所得)にまで経済発展した後、成長が鈍化し、高所得国と呼ばれる水準には届かなくなる状態ないし傾向を指す通称。2007年に世界銀行が『東アジアのルネッサンス』にて、同現象を形容する言葉として用いたのが初出である。
国民総生産
国民総生産(こくみんそうせいさん、英:Gross National Product、略称:GNP)とは、ある一定期間にある国民によって新しく生産された財(商品)やサービスの付加価値の総計である。景気を測る指標として利用されてきたが、国民経済計算の体系変更(1993SNAの導入)に伴い、国民総所得 (Gross
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