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Vocabulary Kanji Example Grammar Japanese - Japanese

Detail word “抄”

抄

しょう

(1)書物などの一部分を抜き出して書くこと。抜き書き。

(2)難しい語句などを抜き出して注釈をつけること，またその書。

「史記の～」

(3)尺貫法で，容積の単位。勺(シヤク)の一〇分の一。《抄》

Words related

抄訳

しょうやく

原文の一部分を抜き出して翻訳すること。また，その翻訳。

⇔ 全訳

⇔ 完訳

抄本

しょうほん

(1)一部を抜き書きした書物。

(2)書類の一部を書き抜いたもの。戸籍抄本・登記簿抄本など。

抄録

しょうろく

一部分をぬいて書きとめること。ぬきがき。抜粋。

「雑誌の論文を～する」

返抄

へんしょう

(1)中古・中世，納税や貢調に対する受取書。受取状。

(2)証拠となる文書。保証書。

「この十首の歌にこそ～もたびぬべく覚ゆれ/無名抄」

抄出

しょうしゅつ

一部を書き抜くこと。また，その書き抜いた部分。

「関連記事を～する」

手抄

しゅしょう

自分の手で直接抜き書きすること。また，そのように書いたもの。

抄物

しょうもの

主として室町時代に作られた漢籍・仏典・漢文体国書の注釈書の総称（一部は江戸時代に入っても作られた）。多く，原典の書名に「抄」を付して「論語抄」「史記抄」のように呼ばれる。講述のための手控え，講述の聞き書き，それらを類纂(ルイサン)したものなどがある。漢文で書かれた漢文抄と漢字片仮名交じり文で書かれた仮名抄とがあり，後者は文語体と口語体とがある。口語体仮名抄は室町時代の口語を反映する。

抄物

しょうもつ

書物の抜き書き。また，和歌・漢詩の作り方を書き抜いて集めた本。参考書。

「古歌を多く覚え，家々の～をみるばかりによりて/為兼和歌抄」

→ しょうもの（抄物）

抄紙

しょうし

紙を漉(ス)くこと。かみすき。

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