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Vocabulary Kanji Example Grammar Japanese - Japanese

Detail word “粗い”

粗い

あらい

〔「荒い」と同源〕

(1)まばらだ。すき間がある。

「目の～・い網」

(2)ざっと一通りするようす。おおざっぱだ。

「全体を～・く調べる」

(3)粗雑だ。

「試合運びが～・い」

(4)細かくない。大きい。

「つぶが～・い」

(5)ざらざらしている。ごつごつしている。なめらかでない。

「きめが～・い」

(6)人けがない。荒涼としている。

「大和をも遠く離りて岩が根の～・き島根に宿りする君/万葉 3688」

﹛派生﹜～さ（名）

Words related

粗粗

あらあら

(1)詳しくはないが，一通り。ざっと。だいたい。

「事情も～のみこめました」

(2)まばらなさま。きめがあらいさま。

「木が～と生えている」

粗

あら

※一※ （名）

(1)魚類の主要な魚肉を取り去った残りの部分。

「～の吸い物」

(2)「粗糠(アラヌカ)」に同じ。

(3)（主に人の）欠点。おちど。

「～を探す」「～が見える」

※二※ （接頭）

名詞に付く。

(1)おおざっぱである，こまかでない，粗雑である，などの意を表す。

「～筋」「～けずり」

(2)人手を加えていない，の意を表す。

「～木」「～金(ガネ)」

粗

そ

(1)大ざっぱで，きめ細かでないこと。荒っぽいこと。また，そのさま。

「当時の人情又～なるにより/日本開化小史（卯吉）」

(2)品質が悪いこと。出来ばえが劣ること。また，そのさま。

「啻(タダ)に服飾の～に甘んじたばかりではない/安井夫人（鴎外）」

粗

ほぼ

〔漢文訓読に用いられた語〕

だいたい。あらかた。

「事件は～解決した」「～読み終わった」

粗朶

粗朶（そだ）とは、直径数cm程度の細い木の枝を集めて束状にした資材のこと。適度に細くしなやかなヤナギなどが用いられることが多い。土木 : 根固め工として水の勢いによって川底や川岸が削られることや軟弱地盤への重量構造物による不同沈下を防げる利点がある溝渠 : 暗渠材としての利用緑化資材 : 土留等への利用

粗放

そほう

大ざっぱなこと。綿密でないこと。また，そのさま。

「去年病気に罹つてからは，生変(ウマレカワ)つた様な～な性質(ココロ)になつて/はやり唄（天外）」

﹛派生﹜～さ（名）

粗漏

そろう

物事の扱い方がいいかげんで，手落ちのある・こと（さま）。

「～のないように気をつける」「言文一致の章を読んで曰くいかにも～なる議論也/筆まかせ（子規）」

﹛派生﹜～さ（名）

粗食

そじき