(1)膜翅目アリ科の昆虫。 体は頭・胸・腹の三部に分けられ, 胸部と腹部の間が細くくびれている。 大部分は2~10ミリメートル。 体色は黒か赤褐色。 女王アリを中心に雄アリ・働きアリ(不完全な雌)が地中や朽ち木に巣を作り, 多数で社会生活を営む。 糖分を含む食物を好む。 全世界に分布し, 種類が多い。 ﹝季﹞夏。
(2)建築で, 鳩尾状(逆三角形)に広がった形の名称。 木材の端に作って継ぎ手・仕口(シクチ)などに用いる。
<i>~穴を出(イ)ず</i>
冬の間穴にこもっていた蟻が, 春になって地上に出る。 ﹝季﹞春。
<i>~の穴から堤(ツツミ)も崩(クズ)れる</i>
〔韓非子(喩老)〕
ささいなことでも油断すると, 大きな災いを招くことがあるというたとえ。 千丈(センジヨウ)の堤も蟻の穴より崩れる。
<i>~の甘きにつくが如(ゴト)し</i>
利益のあるところに人が群がり集まることのたとえ。
<i>~の思いも天に=届く(=登る)</i>
たとえ微力であっても, 一心に願えば望みが達成されることのたとえ。
<i>~の熊野(クマノ)参り</i>
大勢の人が列をなして, ぞろぞろ歩くさまのたとえ。
<i>~の這(ハ)い出る隙(スキ)もない</i>
ほんの少しのすき間もないほど警戒が厳重である。
Santosh khatiwada commented
sardorn.uz commented
sardorn.uz commented
Elisa Kurn commented
Tony Lee commented
jeremy.bowlin commented
sardorn.uz commented
sardorn.uz commented
Md Mahmudul Hasan Milu commented
sardorn.uz commented