ジュリアン・バッジーニ;ピーター・フォスル著、長滝祥司;廣瀬覚訳『哲学の道具箱』共立出版、2007年。ISBN 978-4320005730。 167ff頁。 英語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります。 On Sense and Reference フレーゲのパズル(英語版)、ヘスペラス、フォスフォラス 表示 編集
味気ない
あじきない
〔形容詞「あずきなし」の転。 「味気」は当て字〕
(1)「あじけない」に同じ。
「~・い話」
(2)それだけのかいがない。 つまらない。 無益だ。
「家をつくるとて宝を費し心を悩ます事は, すぐれて~・くぞ侍る/方丈記」
(3)やり切れない思いだ。 やるせない。
「見るに~・く, 一つ心なる人に向ひたる心地して/狭衣 1」
(4)道理にはずれていて処置なしだ。 無法でどうにもならない。
「素戔嗚尊(スサノオノミコト)の為行(シワザ)甚だ~・し/日本書紀(神代上訓)」
味気ない
あじけない
〔「あじきない」の転。 「味気」は当て字〕
物事に興味が感じられずつまらない。 面白みや風情がない。 あじきない。
「~・い病床の日々」「~・い話だ」
﹛派生﹜~が・る(動ラ五[四])~さ(名)
意味がなければスイングはない
『意味がなければスイングはない』(いみがなければスイングはない)は、村上春樹の音楽評論集。 2005年11月28日、文藝春秋より刊行された。季刊オーディオ専門誌『Stereo Sound』(株式会社ステレオサウンド)に連載された評論をまとめたものである。表紙の絵は、「The Back Guild」シリーズのイラスト(SHERIDAN