〔古くは「ふく」〕
フグ目フグ科の海魚の総称。 広義にはハリセンボン科・イトマキフグ科・ハコフグ科などを含む。 体は長卵形で丸みを帯びる。 ひれが比較的小さく鱗を欠き, 鋭い歯はくちばし状。 外敵に襲われると腹を著しく膨張させるものもいる。 美味だが卵巣や肝臓などにテトロドトキシンという毒をもつものが多い。 フグ料理に用いる代表的なものは, トラフグ・マフグ・ショウサイフグなどで, 日本近海では約四〇種が知られる。 世界中の温・熱帯海域に分布。 カトン。 フクベ。 フグト。 ﹝季﹞冬。 《~くうて尚生きてゐる汝かな/虚子》
<i>~食う無分別(ムフンベツ)食わぬ無分別</i>
フグの毒にかまわず, むやみに食べるのも無分別だが, 毒を恐れて美味を味わわないのも無分別だ。
<i>~は食いたし命は惜(オ)しし</i>
おいしいフグ料理は食べたいが, 毒にあたるのが恐ろしい。 結果の恐ろしさを思うと物事をなかなか実行に移せないことにいう。
Santosh khatiwada commented
sardorn.uz commented
sardorn.uz commented
Elisa Kurn commented
Tony Lee commented
jeremy.bowlin commented
sardorn.uz commented
sardorn.uz commented
Md Mahmudul Hasan Milu commented
sardorn.uz commented