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Vocabulary Kanji Example Grammar Japanese - Japanese

Detail word “竈突”

竈突

くど

(1)かまどの後ろにある煙出しの穴。

「かみに～をあけて/竹取」

(2)かまど。へっつい。［日葡］

〔現在も方言として用いられる〕

Words related

竈

かまど

〔「竈(カマ)処(ド)」の意〕

(1)鍋や釜をかけ，下から火をたいて煮たきする設備。周りを土・石・煉瓦・セメントなどで築き，焚(タ)き口を設け，上に鍋(ナベ)・釜(カマ)をかける穴をあける。かま。へっつい。

(2)〔竈の数を家一世帯の単位，課税の単位としたことから〕

独立生活を行う一家。

「～を分ける（＝分家する）」

～が賑(ニギ)わ・う

暮らしが豊かになる。

「高き屋にのぼりてみれば煙立つ民のかまどは賑ひにけり/和漢朗詠」

～に媚(コ)ぶ

〔「論語（八佾）」より。主人より実際に竈を預かっている者に媚びる意〕

高い地位の者よりもむしろ実権を握っている者に媚びへつらう。

～を起こ・す

(1)独立して一家の主人となる。

(2)身代を築く。

～を破・る

破産する。身代がつぶれる。

竈

へ

かまど。

→ へぐい（竈食）

竈

くど

(1)かまどの後ろにある煙出しの穴。

「かみに～をあけて/竹取」

(2)かまど。へっつい。［日葡］

〔現在も方言として用いられる〕

竈

へつい

〔「竈(ヘ)つ火(ヒ)」または「竈(ヘ)つ霊(ヒ)」の意という〕

(1)かまどを守る神。

「豊(トヨ)～御遊びすらしも/神楽歌」

(2)かまど。へっつい。［日葡］

竈

へっつい

〔「へつい」の転〕

かまど。

竈

かま

(1)火にかけて，中に入れた物を加熱する器具。《釜》（ア）主として炊飯に用いる金属製の器。鍋よりも深くて，普通かまどにのせかけるための鍔(ツバ)が付いている。はがま。（イ）茶の湯で湯を沸かす道具。茶釜。鑵子(カンス)。（ウ）醸造・製塩・製茶などに用いる加熱用の器具。

(2)高温を保って物を加熱し，溶かしたり化学変化を起こさせたりする装置。陶磁器・ガラス・セメントなどの製造に用いる。《窯》

(3)水を熱して蒸気を発生させる装置。ボイラー。汽缶。《缶・罐》

(4)かまど。《竈》「人の家に逃入りて～のしりへにかがまりて/大和 148」

(5)ミシンの部品の一。上糸と下糸を交差させて縫い目を形成する。

(6)火口湖。お釜。

(7)尻。また，男色。おかま。

(8)自分の領分。仲間。味方。

「こつちの～にすると又よきことあり/洒落本・傾城買四十八手」

土竈

どがま

炭焼き窯の一。木材が炭化するのを待って，密閉して火を消す装置のもの。窯口以外は全部土で築く。

病竈

びょうそう

病菌に侵されている所。病気になっている所。

「～を取り除く」

竈神

かまどがみ

(1)竈をつかさどる神。奥津日子命(オキツヒコノミコト)，奥津比売命(オキツヒメノミコト)の二神をまつるが，後世，仏説を混じて三宝荒神(サンボウコウジン)ともいい，祖先神の性格ももつ。竈のそばに神棚を設けて神札や幣束が置かれているのが普通だが，東北地方では多くかまぼとけ・ひおとこという醜い木製の面や絵が飾られている。かまどのかみ。かまがみ。かまのかみ。荒神様。どっくうさん。おかまさま。

(2)妻の異名。

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