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Vocabulary Kanji Example Grammar Japanese - Japanese

Detail word “紛然”

紛然

ふんぜん

入りまじって乱れているさま。

「一心～として情義の間に迷ひ/花柳春話（純一郎）」

Words related

紛紛

ふんぷん

入りまじって乱れるさま。

「諸説～」「～として雪をなす/ふらんす物語（荷風）」

紛

ふん

入り乱れたさま。

「振袖に，～たる模様の尽きて/草枕（漱石）」

然然

しかじか

繰り返して言ったり，詳しく言ったりする必要のないとき，その代わりに使う語。かくかく。これこれ。うんぬん。

「～の理由によると明記せよ」「返書の旨趣を～と語り/近世紀聞（延房）」

然然

しかしか

〔「しか」を重ねた語〕

そうそう。そのとおり。

「～，さはべりし事也/大鏡（序）」

然然

ささ

これこれ。しかじか。

「～の所よりなりけりと聞き給ひて/蜻蛉（中）」

紛糾

ふんきゅう

もつれ乱れること。ごたごたすること。

「～した事態を解決する」

紛争

ふんそう

事がもつれて争いになること。個人や集団の間で，対立する利益や価値をめぐって起きる行動や緊張状態をいう。もめごと。

「国際間の～」「～を解決する」「労使～」

繽紛

ひんぷん

(1)細かいものが多く入り乱れるさま。

「前後錯乱して脚色(スジ)整はず事序～として情通ぜず/小説神髄（逍遥）」

(2)花や雪などが乱れ散るさま。

「落花自ら～たり/太平記 15」

紛れ

まぎれ

(1)まぎれること。入りまじって見分けにくいこと。

「どさくさ～」「夕闇の道たどたどしげなる～にわが車にてゐて奉る/源氏（空蝉）」

(2)形容詞語幹・動詞の連用形の下に付いて，感情の勢いに押されて，事の見さかいがつかなくなるさまを表す。

「に」を伴って副詞的に用いる。あげく。あまり。「腹立ち～にけとばす」「苦し～に大声を出す」「激した～に如彼(アア)は云つたけれどね/魔風恋風（天外）」

(3)乱れ。ごたごた。

「閑院の内裏焼けたる～より/増鏡（内野の雪）」

(4)心が他のことに引かれること。

「昔物語などせさせて聞き給ふに，少しつれづれの～なり/源氏（明石）」

(5)他の事に入りまじって起きる思いがけないこと。まちがい。

「ふとしも，あらはならぬ～ありぬべし/源氏（若菜下）」

まちがいない。明白である。

「～・い事実」

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