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Detail word “腓腹神経”

腓腹神経

腓腹神経（ひふくしんけい、英: sural nerve, short saphenous nerve、羅: nervus suralis）は、下腿を走行する末梢神経のひとつ。脛骨神経の枝の内側腓腹皮神経と、総腓骨神経の枝の外側腓腹皮神経のひとつである腓腹神経

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外側腓腹皮神経

腓腹筋中央付近で筋膜から皮下へ出て皮膚へ分布する。典型的には、腓骨頭のレベルで交通枝を出し、この枝と脛骨神経の枝の内側腓腹皮神経（英語版）が合流して腓腹神経となるが、腓腹神経がこの交通枝を含まないケースが3割程度みられるほか、外側腓腹皮神経そのものが腓腹

腓腹筋

人体のもっとも下に位置している足の血液を、重力に逆らって押し上げているのが脹脛の「筋ポンプ作用（脹脛の筋肉が収縮・弛緩を繰り返すことで血液を押し上げる）」と、静脈中の「静脈弁」である。静脈の中には逆流防止のための弁がいくつも存在するが、脹脛の筋肉が収縮した時は、弁は開いて血液を押し上げる。一方、筋肉が弛緩した時は弁は閉じ、血液が流れ落ちるのを防ぐ。

総腓骨神経

総腓骨神経（そうひこつしんけい）は、坐骨神経に由来する脛骨神経とならぶやや径の大きな神経で、解剖学的正位で、下腿部においては、膝窩の上方で腓骨に沿って外側を走行する。膝窩で外側腓腹皮神経、腓骨頭を回って、浅腓骨神経及び深腓骨神経に分枝する。大腿二頭筋（短頭）

浅腓骨神経

superficialis）は下腿を走行する末梢神経のひとつ。腓骨頭を回って下腿前面に出てきた総腓骨神経から分岐し、下腿の前外側を下行する。走行中に腓骨筋群（長腓骨筋、短腓骨筋）に筋枝を出したのち、足背で内側足背皮神経と中間足背皮神経に分かれる。長腓骨筋短腓骨筋神経総腓骨神経深腓骨神経表示編集

腓

こぶら

「こむら（腓）」に同じ。

腓

こむら

足のすねの後ろ側の，膨らんだ部分。ふくらはぎ。こぶら。

腓骨

と融合している。1本の太い骨のようになっているので力強いジャンプができる。両生類と爬虫類の多くは腓骨と脛骨が同じ太さなので、後ろ足で力強いジャンプができない。カエルは例外で、腓骨が脛骨と完全に融合し、骨が1本の太い「脛腓骨」となっているので、力強いジャンプができる。 Fibula（腓骨） - 慶應義塾大学医学部解剖学教室

手腓

たくふら

「たこむら（手腓）」に同じ。

「～に虻掻きつきつ，その虻をあきつはや食ひ/日本書紀（雄略）」

手腓

たこむら

腕の内側の肉のふくれた所。たくふら。

「～に虻(アム)かきつき/古事記（下）」

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