Japanese News: 未成年時のヌードで今も精神的苦痛、映画「ロミオとジュリエット」主演の２人が提訴

未成年時みせいねんじのヌードで今いまも精神的苦痛せいしんてきくつう、映画えいが「ロミオとジュリエット」主演しゅえんの２人ふたりが提訴ていそ

’Romeo and Juliet’ stars sue for mental anguish over nudity as a minor

１９６８年ねんの映画えいが「ロミオとジュリエット」の主演俳優しゅえんはいゆう２人ふたりが、当時未成年とうじみせいねんだった自分じぶんたちのヌード場面ばめんがある映画えいがの公開こうかいを許ゆるしたとして、映画会社えいがかいしゃパラマウント・スタジオを相手取あいてどって米べいカリフォルニア州しゅうのサンタモニカ上級裁判所じょうきゅうさいばんしょに訴うったえを起おこしました

The two leading actors in the 1968 film ”Romeo and Juliet” are suing Paramount Studios in Santa Monica, Calif. appealed to a higher court

提訴ていそしたのはジュリエットを演えんじたオリビア・ハッセーさんと、ロミオを演えんじたレナード・ホワイティングさんです

The lawsuit was filed by Olivia Hussey, who played Juliet, and Leonard Whiting, who played Romeo.

パラマウントによって性的せいてきに搾取さくしゅされ、未成年みせいねんだった当時とうじのヌード画像がぞうを公開こうかいされたと訴うったえています

Paramount claims she was sexually exploited and released nude images of herself when she was underage

訴状そじょうの中なかで原告側げんこくがわは、撮影さつえいに当あたりフランコ・ゼフィレッリ監督かんとく（２０１９年ねんに死去しきょ）からは、ヌード撮影さつえいはなく、ベッドシーンの撮影時さつえいじは肌色はだいろの下着したぎを着つけられると説明せつめいされていたと訴うったえました

In the complaint, the plaintiffs allege that director Franco Zeffirelli (who died in 2019) explained that there would be no nudity during filming, and that skin-colored underwear could be worn during the filming of the bed scenes.

しかしその後ごゼフィレッリ監督かんとくは、ハッセーさん（当時とうじ１５）とホワイティングさん（同どう１６）に対たいし「ヌードで演えんじなければ映画えいがが失敗しっぱいする」と告つげたとされます

However, after that, director Zeffirelli is said to have told Mr. Hussey (then 15) and Mr. Whiting (then 16), ”If you don’t perform nude, the movie will fail.”

ハッセーさんとホワイティングさんはこの訴訟そしょうを通つうじ、５億おくドル（約やく６６０億円おくえん）あまりの損害賠償そんがいばいしょうを求もとめています