パラリンピックを開く委員会のIPCは、体などに障害がある人たちのスポーツについて、子どもたちにもっと知ってほしいと考えています。
2020年に東京でパラリンピックがあります。このためIPCは、まず日本の子どもたちに教えるための本やDVDを、日本のパラリンピックの委員会などと一緒に作りました。4月の終わりごろに、日本の全部の小学校に送ります。
この本などを使って45分の授業を4回行うと、パラリンピックの歴史や、いろいろなスポーツについて勉強できるようになっています。座ってするバレーボール「シッティングバレーボール」などをやってみることもできます。
IPCのクレイバン会長は「強い気持ちで頑張ったら、できないように見えることも必ずできるようになると知ってほしいです」と話しています。