地球温暖化について話し合う国連の会議「COP20」がペルーで開かれています。世界の気象を調べているWMO=世界気象機関は、COP20の会場で、ことしの世界の平均の気温について発表しました。
WMOによると、ことし1月から10月までの世界の平均の気温は、1990年までの30年の1月から12月の平均の気温より0.57℃高くなっています。ことしは、1850年に調べ始めてから、平均の気温がいちばん高くなる可能性が高くなりました。
WMOは、海の温度の平均が今まででいちばん高くなったことが大きな原因だと言っています。地球の気温が上がっているため、世界のいろいろな所で激しい雨が降ったり川の水があふれたりして、危険が多くなっていると言っています。