10
日、
東京 町田市の
法政大学の
キャンパスで
女子大学生が
ほかの
学生をハンマーで
襲い、8
人がけがをした
事件で、
大学生は
教室の
前方の
席から
最後列まで
移動して、
次々に
学生を
殴っていたことが
警視庁への
取材で
新たに
分かりました。
学生の
一部は
殴った
大学生と
面識がない
などと
話しているということで、
警視庁が
詳しく
調べています。
11日午後4時前、東京 町田市の法政大学の多摩キャンパスで、授業を受けていた学生8人がハンマーで殴られ、頭や手に軽いけがをしました。
この事件で警視庁は韓国籍で、大学の社会学部2年生のユ・ジュヒョン容疑者(22)を傷害の疑いで逮捕しました。
警視庁によりますと、当時は経済についての授業中で、容疑者は教室の前から3列目の席に座っていましたが、授業が始まってから10分ほどたったころいきなり立ち上がり、最後列まで移動して横並びに座っていた学生たちの後頭部などを次々殴っていたことが警視庁への取材で新たに分かりました。
調べに対し、「無視されるなどのいじめを受けていて、我慢できなかった。別の教室にあったハンマーを上着のポケットに入れて持ち出した」などと供述しているということです。
一方、けがをした学生8人のうち、すでに話が聞けた4人の学生は、いずれも容疑者とは面識がないとか、自己紹介した程度だと話しているということで警視庁は事件の詳しい経緯を調べています。