桐朋高校3年生で18歳の森井投手はピッチャーとして最速153キロの速球と、高校通算45本のホームランを打ったバッティングで、“投打の二刀流”としてアメリカメディアでも取り上げられるなど、進路が注目されていました。
高校卒業後はプロ野球や大学ではなく、直接大リーグ入りを目指してアメリカに渡る考えを示していました。
大リーグで、アメリカとカナダ、プエルトリコ以外の25歳以下の選手との契約が解禁された15日、アスレティックスが森井選手とマイナー契約を結んだと発表しました。
プロ野球や大学を経験せずに、大リーグのチームと契約を結ぶケースはあまり例がなく、アスレティックスは森井選手をショートとピッチャーの“二刀流”として紹介していて今後はマイナーリーグでプレーしながら、大リーグ昇格を目指します。
アスレティックスは1901年に創設された伝統ある球団で、これまでリーグ優勝15回、ワールドシリーズを9回制し、松井秀喜さんや、藤浪晋太郎投手など日本選手も多く在籍しました。
昨シーズンまで本拠地だったオークランドからラスベガスに移転することが決まっていて、移転する2028年まではサクラメントを仮の本拠地とすることが決まっています。