ロシアやベラルーシと国境を接するラトビアは、ベラルーシ当局がラトビアへの不法入国を手助けしたと明らかにしました。
ラトビアの国境警備隊は今月6日に、ベラルーシから男4人が国境を越えて不法入国したと発表しました。
その際、ベラルーシの国境警備隊が国境のフェンスを切断するなどして手助けをしたと指摘しました。
不法入国した4人はベラルーシに送還されたということです。
ラトビアやポーランドなどは、ベラルーシで活動するロシアの民間軍事会社「ワグネル」の戦闘員がベラルーシにいる中東などからの移民の不法入国を助けたり、移民になりすまして入国したりする恐れがあるとして警戒を強めています。