レバノンの主要紙「ナハール」によりますと、レバノン東部のベカー高原で26日、イスラエル軍によるドローンの攻撃で3回にわたって爆発が起きたということです。
攻撃はイランが支援するシーア派組織ヒズボラと関係するとされるパレスチナ人の拠点を狙ったものだとみられています。
被害の大きさは確認されていませんが、ヒズボラに近いメディアは、この拠点に当時、人はおらず、けが人はいないと伝えています。
レバノンでは前日の25日未明にもヒズボラの施設を狙ったイスラエル軍によるとみられるドローン攻撃で被害が出ており、ヒズボラは報復攻撃も辞さないと警告しています。
イスラエルとヒズボラは2006年に1か月にわたって大規模な戦闘を繰り広げていて、ヒズボラが激しく反発する中での新たな攻撃だけに両者の間で緊張がさらに高まるのは避けられない情勢です。