イギリスの覆面アーティスト「バンクシー」が、7日連続となる新作を発表しましたが、器物損壊にあたる可能性が浮上しています。
警察官が待機するガラス張りの小屋がまるで水槽の中にたくさんの魚がいるように描かれています。
バンクシーは11日、SNSで7日連続となる新作を発表しました。
場所はロンドン中心部のセントポール大聖堂近くで、SNSでは魚が肉食の淡水魚、ピラニアのように見えると話題になっています。
地元メディアによりますと、ロンドン警視庁は警察の見張り小屋に対する器物損壊にあたるという見解を示しています。
バンクシーは今月5日から毎日、ヤギやサルなどの動物を描いた作品を発表しています。
10日に発表されたネコのような動物が描かれた古い看板は、バンクシーの発表から数時間後に、安全上の理由で地元の建設会社によって撤去されました。
今後、ギャラリーなどに寄贈される可能性もあるということです。