太陽探査機「ソーラー・オービター」が捉えた新たな太陽の画像が公開されました。画像はこれまでで最も高解像度のものであり、太陽黒点や、「プラズマ」と呼ばれる絶えず動き続ける荷電ガスが捉えられています。こうした画像は太陽物理学者に対し、太陽の秘密を解き明かすための新たな手掛かりを提供してくれるかもしれません。
2023年3月22日に撮影された画像が今月20日に公開されました。画像には、磁場の動きや、上空のガス層など、太陽のさまざまなダイナミックな側面が捉えられています。
ソーラー・オービターは史上最も太陽表面に接近しての撮影を任務としており、さまざまな観測機器を搭載しています。
さらに、ソーラー・オービターやパーカー・ソーラー・プローブは、太陽の活動周期のピーク時という理想的な時期に近距離で太陽を調査しています。