柔道じゅうどう 永山ながやま竜りゅう樹じゅ 敗やぶれた相手あいてとの写真しゃしん公開こうかい 待まての後のちも寝技ねわざで批判ひはん

2人にんの対戦たいせんをめぐってはスペインの選手せんしゅが「待まて」が掛かかったあとも寝技ねわざの姿勢しせいを解とかなかったことが「危険きけんな行為こういだ」としてSNS上じょうで批判ひはんする意見いけんなどが相次あいついでいました。

永山ながやま選手せんしゅとスペインのフランシスコ・ガルリゴス選手せんしゅはパリオリンピック、大会たいかい2日にち目めの今月こんげつ27日にち、準々じゅんじゅん決勝けっしょうで対戦たいせんし永山ながやま選手せんしゅが絞め技しめわざで一いち本ほん負まけを喫きっしました。

この際さい、審判しんぱんの「待まて」がかかったあともガルリゴス選手せんしゅが寝技ねわざの姿勢しせいを解とかず絞め技しめわざをかけ続つづけたとして永山ながやま選手せんしゅ側がわが抗議こうぎしましたが、判定はんていは覆くつがえりませんでした。

試合しあい後ご、ガルリゴス選手せんしゅのSNSには日本語にほんごや英語えいご、それにスペイン語ごなどで「危険きけんな行為こういだ」などとする批判ひはんが大量たいりょうに寄よせられる事態じたいとなっていました。

こうした中なか、永山ながやま選手せんしゅは自身じしんのインスタグラムと「X」にガルリゴス選手せんしゅと2人にんで撮影さつえいした写真しゃしんをアップし謝罪しゃざいのことばがあったことを明あかしたうえで「彼かれにとっても不ふ本意ほんいな結果けっかだったと思おもいます。オリンピックの舞台ぶたいで彼かれと全力ぜんりょくで戦たたかえたことを幸しあわせに思おもいます！誰だれがなんと言いおうと私わたしたちは柔道じゅうどうファミリーです！」と日本語にほんごでつづりました。

また、英語えいごの文章ぶんしょうではガルリゴス選手せんしゅを「My friend」と紹介しょうかいしました。

今回こんかいのオリンピックでは敗者はいしゃ復活ふっかつ戦せんを勝かち上あがった永山ながやま選手せんしゅが3位い決定けってい戦せんに勝かって銅メダルどうめだる、ガルリゴス選手せんしゅは準決勝じゅんけっしょうで敗やぶれたあともう1つの3位い決定けってい戦せんで勝かって同おなじく銅メダルどうめだるでした。

ガルリゴス選手せんしゅ投稿とうこうに中傷ちゅうしょうコメント 永山ながやま選手せんしゅ 控ひかえるよう呼よびかけ

ガルリゴス選手せんしゅのインスタグラムには、今回こんかいの大会たいかいのメダルや過去かこのメダルをかむ写真しゃしんの投稿とうこうに対にたいして1000件けん以上いじょうのコメントがついています。

多おおくが日本語にほんごによる投稿とうこうで、「もう柔道じゅうどうを一生いっしょうやるな」とか「人ひととして最低さいてい」、「メダルを返還へんかんしろ」などと中傷ちゅうしょうするコメントが目立めだちます。

こうした事態じたいを受うけ永山ながやま選手せんしゅは2ショット写真しゃしんを公開こうかいする8時間じかん前まえにも「X」に投稿とうこうし、「準々じゅんじゅん決勝けっしょうに関にかんしては、お互おたがい必死ひっしに戦たたかった結果けっかなので、ガリゴス選手せんしゅへの誹謗ひぼう中傷ちゅうしょうなどは控ひかえて頂いただきたいです」と呼よびかけていました。