Japanese News: 箱根町でAIを使った相乗りタクシー開始

箱根町はこねまちでAIを使つかった相乗あいのりタクシー開始かいし

Aug 4, 2024 16:08

Furigana

　本格的ほんかくてきな夏なつの観光かんこうシーズンを迎むかえた日本有数にっぽんゆうすうの観光地かんこうちでAI（人工知能じんこうちのう）を使つかった相乗そうのりタクシーの実証じっしょうが始はじまりました。

　神奈川県箱根町かながわけんはこねまちで1日ついたちから、観光客向かんこうきゃくむけにAIを使つかった相乗あいのり移動いどうサービスの実証じっしょうが始はじまりました。

　箱根町はこねまちは年間ねんかんおよそ2000万人まんにんが訪おとずれる日本有数にっぽんゆうすうの観光地かんこうちです。

　観光地かんこうちや宿泊地しゅくはくちが町中まちなかに点在てんざいしていることから、車くるまやタクシーの利用りようが多おおく、慢性的まんせいてきな交通渋滞こうつうじゅうたいやタクシーの待まち時間じかんが課題かだいとなっています。

　乗のりたい場所ばしょと降おりたい場所ばしょを入力にゅうりょくして予約よやくをすると、複数人ふくすうじんの希望場所きぼうばしょからAIが最適さいてきなルートを割わり出だして迎むかえに来きてくれるということです。

　この取とり組くみでは10人乗じんのりの車両しゃりょうなどを使つかい、AIによって効率的こうりつてきに乗車率じょうしゃりつを上あげることで、町内ちょうないを走行そうこうする車両台数しゃりょうだいすうを減へらし混雑こんざつの緩和かんわをはかります。

　主体しゅたいとなってこの事業じぎょうを行おこなう関西電力かんさいでんりょくは、車くるまから排出はいしゅつされる二酸化炭素にさんかたんその量りょうを減へらすことで脱炭素社会だつたんそしゃかいの実現じつげんに貢献こうけんしたい考かんがえです。

　実証実験じっしょうじっけんは来年らいねん7月末がつまつまで行おこなわれ、実証じっしょうを通つうじてルート設計せっけいの向上こうじょうなどより使つかいやすいサービスを目指めざすということです。