景気停滞が続く中国で多くの海外企業が参加する見本市「国際輸入博」が始まり、政府が中国への盛んな投資を促しました。
「国際輸入博」は習近平政権が始めた見本市で、中国市場に製品などを売り込む約3500の企業が出展しています。
開幕式では、政権ナンバー2の李強首相が「世界では一国主義、保護主義が広がっている」「勝った者がすべてを奪い取る考え方は世界の発展を止めてしまう」と述べ、協調を呼び掛けました。
また、中国経済の冷え込みが指摘されるなか、9月以降に発表した景気刺激策にも触れ、「政府は経済を上向かせる能力を持っている」と回復に自信をみせました。