Actualités japonaises: 「無口」な監視カメラをAIアシスタントにするSpot AI、47億円調達

「無口むくち」な監視かんしカメラをAIアシスタントにするSpot AI、47億円調達おくえんちょうたつ

Nov 7, 2024 16:11

Furigana

自宅じたくや職場しょくばに設置せっちされた監視かんしカメラはただモニターするもの、というのが大半たいはんの人ひとの認識にんしきだろう。だが、カメラが例たとえば我われわれ々の身みの安全あんぜんを守まもるために我われわれ々に代かわってアクションを起おこすとしたらどうだろうか。それを実現じつげんするのが米べいサンフランシスコ拠点きょてんのSpot AI（スポットAI）だ。急成長中きゅうせいちょうちゅうの同社どうしゃは10月がつ31日にち、3100万まんドル（約やく47億円おくえん）を調達ちょうたつしたと発表はっぴょうした。

「ほとんどの人工知能じんこうちのう（AI）は、コンピュータや他ほかのデバイスに搭載とうさいされているだけのデジタル技術ぎじゅつだ」とSpot AIのリッシュ・グプタ最高経営責任者さいこうけいえいせきにんしゃ（CEO）は言いう。「我われわれ々は初はじめてAIを物理的ぶつりてきな領域りょういきに持もち込こんでいる」

グプタが意味いみするところは、Spot AIの技術ぎじゅつはビデオ画像がぞうを分析ぶんせきし、それに応おうじてどのように対応たいおうすべきかを決定けっていして実行じっこうに移うつすことができるということだ。例たとえば工場こうじょうで用もちいれば、フォークリフトの運転手うんてんしゅが他ほかの作業員さぎょういんに近ちかづきすぎていると判断はんだんして、自動的じどうてきにブレーキをかけるということが考かんがえられる。小売業こうりぎょうでは、客きゃくが会計かいけいのためにカウンターに近ちかづいているが、販売員はんばいいんがいないことに気きづき、スタッフを呼よぶというケースもあるかもしれない。そのほかにも、不審者ふしんしゃが敷地しきちや建物たてものに入はいろうとしていることに気きづき、照明しょうめいをつけたり、拡声器かくせいきで侵入者しんにゅうしゃを追おい払はらったり、警察けいさつに通報つうほうしたりといったアクションを起おこすというケースもありえる。