Actualités japonaises: 猪苗代湖3人死傷事故ボート操縦の44歳会社役員を逮捕

猪苗代いなわしろ湖こ3人にん死傷ししょう事故じこボート操縦そうじゅうの44歳さい会社かいしゃ役員やくいんを逮捕たいほ

Sep 14, 2021 17:09

Furigana

去年きょねん9月つき、福島ふくしま県けん会津あいづ若松わかまつ市しの猪苗代いなわしろ湖こで、沖合おきあいで泳およいでいた家族かぞくなどが通とおりかかったボートに巻き込まきこまれ3人にんが死傷ししょうした事故じこで、警察けいさつは当時とうじこのボートを操縦そうじゅうして事故じこを起おこしたとして、東京とうきょうの会社かいしゃ役員やくいんを業務ぎょうむ上じょう過失かしつ致死傷ちししょうの疑うたがいで逮捕たいほしました。調しらべに対にたいし、容疑ようぎを否認ひにんしているということです。

去年きょねん9月つき、会津あいづ若松わかまつ市しの猪苗代いなわしろ湖こで、水上みずかみオートバイを使つかったレジャーの順番じゅんばん待まちのため、ライフジャケットを着つけて沖合おきあいで泳およいでいた家族かぞくなどが通とおりかかったボートに巻き込まきこまれ、小学しょうがく3年生ねんせいだった千葉ちば県けん野田のだ市しの豊田とよだ瑛あきら大だいくん（当時とうじ8）が死亡しぼうしそばにいた母親ははおやが両足りょうあしを失うしなうなど2人にんが重傷じゅうしょうを負おいました。

警察けいさつによりますと、事故じこが起おきたのは岸きしから200メートルから300メートルほどの沖合おきあいで、当時とうじ、多おおくの船ふねが航行こうこうしていたことから、警察けいさつは現場げんばを通とおった可能かのう性せいがあるボートの所有しょゆう者しゃらに当時とうじの状況じょうきょうを確認かくにんするとともに、数すう隻せきのボートを押収おうしゅうして船体せんたいを調しらべるなど、事故じこを起おこしたボートの特定とくていを進すすめてきました。

その結果けっか、東京とうきょう中央ちゅうおう区くの会社かいしゃ役員やくいん佐藤さとう剛つよし容疑ようぎ者しゃ（44）が事故じこを起おこしたとして、14日にち業務ぎょうむ上じょう過失かしつ致死傷ちししょうの疑うたがいで逮捕たいほしました。

警察けいさつによりますと、調しらべに対にたいし当時とうじ現場げんば付近ふきんでボートを操縦そうじゅうしていたとしたうえで、事故じこについては「身みに覚おぼえがない」などと容疑ようぎを否認ひにんしているということです。

この事故じこをめぐっては、運輸うんゆ安全あんぜん委員いいん会かいも原因げんいんの調査ちょうさを進すすめています。

遺族いぞく「悲かなしみは癒いえない」

逮捕たいほを受うけて、亡なくなった豊田とよだ瑛あきら大だいくんの両親りょうしんは「このまま犯人はんにんが特定とくていされないかもしれないと不安ふあんな日々ひびを今いままで送おくってきました。犯人はんにんが逮捕たいほされたと聞きいて一応いちおう安あんどしていますが、逮捕たいほされても瑛あきら大だいを失うしなった悲かなしみは癒いえません。今後こんご、真実しんじつが明あきらかになることを願ねがっています」というコメントを出だしました。