ウクライナの首都キエフ近郊で22日、ゼレンスキー大統領の補佐官セルゲイ・シェフィル氏が乗った車が何者かに銃撃されました。ロシアメディアによりますと、発砲は10発以上あり、そのうち3発が運転手に命中、運転手は重傷を負いました。シェフィル氏は無事でしたが、ウクライナ議会関係者は「シェフィル氏の暗殺計画があった」との見方を示しました。
国連総会に出席するためニューヨークに滞在中のゼレンスキー大統領は「事件の背後に誰がいるのかまだわからない」と述べましたが、大統領府は、ゼレンスキー氏が進めるオリガルヒと呼ばれる新興財閥の影響力排除を目指した政策に対する「攻撃的で過激な運動だ」と指摘しました。