交際相手の男にガソリンを掛けられて放火された後、重体となっていた、パリオリンピックのマラソン競技に出場したウガンダの女子選手が死亡したことが分かりました。
レベッカ・チェプテゲイ選手(33)は1日、トレーニングのために滞在していたケニアの自宅で交際相手の男にガソリンを掛けられた後、火を付けられ、体の約8割にやけどをして重体となっていました。
ウガンダのオリンピック委員会は5日、チェプテゲイ選手が死亡したとSNSで明らかにしました。
今回の事件を「偉大なアスリートの死を招いた卑劣な行為」と強く非難したうえで、「彼女のレガシーはこれからも生き続けるだろう」と追悼のメッセージも投稿しています。
チェプテゲイ選手はウガンダ代表としてパリオリンピックのマラソン競技に出場していて、44位でした。